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「蛇と天秤」公演延期のお知らせ 

(2020年3月15日)

2020年3月26日〜29日に開催を予定しておりました言言第六回公演「蛇と天秤」は、この度の国内外における新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況を鑑みまして、ご来場いただくお客様の安全性を最優先に考慮し検討を重ねた結果、公演延期することといたしました。公演を楽しみにされていました皆様にはご迷惑をおかけすることとなり申し訳ございません。

 

チケットをご予約・ご購入くださった方へは、払い戻しなどの対応につきまして個別ご連絡させていただきます。延期後の日程に関しましては、調整次第、公式サイト・SNS等でお知らせしていきます。日々変わる状況を確認ながら検討を重ねておりましたため、この様なお知らせとなりましたことをお詫び申し上げます。何卒ご理解賜れますようお願い申し上げます。現在闘病されている方々の一刻も早いご回復と、皆様の安全をお祈り申し上げます。

 

2020年3月15日 演劇ユニット言言

 

 

 

言言代表の飯沼です。いつもたくさんの方に応援して頂き、誠にありがとうございます。

この度、言言第六回公演「蛇と天秤」の公演延期を決定いたしました。信頼する役者、信頼するスタッフと共に準備を進めてきて、また、たくさんのお客様に期待して頂いていた公演だけに、本当に無念でなりません。宮城県内での舞台芸術の上演も軒並み中止されている中で、人と人が交わる事でしか生まれない演劇の力を信じ、だからこそ今、観て頂く事で皆さまの力になれると信じて、上演できる方法を模索してきました。この「蛇と天秤」の作者、野木萌葱さんが描く世界、言葉に対して、座組一丸となって取り組んできました。稽古を重ねれば重ねる程、理解が深まり、面白さを実感し、今この時期に上演する意義がある作品だと思いました。

 

しかし、それでも延期を決定したのは以下の理由です。

言言の公演には、若い方からご年配の方まで、幅広い年代の方にご来場頂いております。新型コロナウイルス感染症は特に年配の方が重症化する事が報道されており、たくさんのご年配の方が応援してくれている中で、可能性が低くともその状況で上演する事が、私には出来ませんでした。

 

これはあくまで私の判断です。現状公演を続けている様々な団体を私は支持しております。皆さん本当に大変な中で、出来る限りの対策をとって上演しているからです。この状況が収束して、安心して観て頂ける時期が来たら、今回の座組で「蛇と天秤」をお届けできたらと思います。今後も言言は、地元仙台で良質な作品をお届けしていきます。その為にも、安心して暮らせる環境が戻る事を心から願っております。

 

言言代表 飯沼由和

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